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第九夜 なにもなかった夏

次のページへ進む前のページに戻るSSPトップに戻る   ページの更新もずいぶん間があいてしまったが、その間なにをやっていたかというと実はほとんど何もやってなかったのよ。(^_^;)

 7月まではけっこう仕事もあったので星見に時間を避けなかったのだが、7月後半以降になるとこんどは天候との折り合いが悪くてこれまたほとんどでかけられず。火星の接近や木星食は望遠鏡もたない身ではほとんど楽しめないし、ペルセウス座流星群のほうは原稿の依頼を受けた編集部との打ち合わせがまずくて待機状態で時間を潰してしまった。しかたなく極大日の翌日、裏の河原に折り畳みベッド持ち出して夜風にあたりながらぼけっと眺めただけ。

 ほんとに好きなひとはちょっとでも条件のよい場所を求めて夜中にクルマを走らせたりしているようだが、わたしゃそんなエネルギーは出てこないので、どうしても近場で済ませてしまうのだ。

 というわけで話題にするほどのこともない、2001年の夏であった。

 これではあまりにつまらんので、熊本の産山村というところへヒゴタイという珍しい形の花の写真を撮りにいったのだが、台風接近の影響で風が強くてなかなか思ったように撮れず。ついでに池山水源で名水を汲み、そのあとはどうせだからということで獅子座流星群観望の下見に阿蘇周辺をクルマで走り回る。

 休暇村南阿蘇はは公営らしく地味なたたずまい。外輪山の内側にへばりついたようにあるので東のほうが開けていないかと思ったがそれほどでもなく、まずまず使えそうな雰囲気。ここには実は天体望遠鏡も設置されているので、流星群よりも惑星観望などのほうが向いているかもしれない。

 続いて高森から外輪山を越えて蘇陽町にある「そよ風パーク」へ。ここはホテルのほかにコテージや田舎の民家風の宿泊施設もあり、ちょっと気になっていたところだ。。
 蘇陽町といえばブルーベリーが特産品で、これにはもちろんアントシアニンがたっぷり含まれている。眼に良いと最近評判のアレだ。昼間ブルーベリーをたっぷり食べて眼の調子を整えて、ホテルに宿泊し夜中は流星群を楽しもうというもくろみである。

 実際に訪れてみるとそよ風パーク自体がそのあたりではいちばん高い丘の上にあり、さらにその中でもいちばん高い場所にホテルウィンディが立っている。これは絶好のロケーションかも。

 続いて蘇陽町にある蘇陽峡へ。ここは九州のグランドキャニオンというキャッチフレーズの深い渓谷だ。U字型の谷はパンフレットによると高さが150〜200mくらいあり、紅葉の時期は見ものらしい。
 というわけで獅子マークのクルマに乗って獅子座流星群を見物し、翌日は紅葉見物という企画を立てていたのだが、実際に蘇陽峡にいってみるとちょっと甘かったのが判明した。確かに渓谷の眺めは雄大だが、そこに行くまでの道が問題。駐車スペースはあるがその手前の部分が極端に狭くて、離合に苦労する。1台で行くならともかくオフラインミーティングでクルマを連ねていくにはムリがありそうだ。

 というわけでこのプランは放棄せざるを得ないようである。星見だけならそよ風パークでばっちりなんだけどな〜。欲張ってはいかんということか。

2001.9.15