1998年7月12〜14日
| 3回目となる今回の北海道山行最大の目標が、この幌尻岳だった。今回私は平取町振内から額平川に沿って約40kmの林道をひた走り林道ゲートに到着。ここに車を置いた。 ここからは単調な林道歩きが2時間近く続き、小さなダムの近くでようやく登山道にはいる。ここから1時間ほどの登りは額平川右岸に付けられた明瞭な道を快適にのぼることがでるが、四ノ沢出合いから先は渡渉に次ぐ渡渉で、息の抜ける暇もない。たまたま前日まで降っていた雨によって増水していたため股まで流れに浸かるところもあった。結局15回の渡渉を繰り返し、ダムから2時間20分を費やしてようやく幌尻山荘に到着した。ゲートを出発したのが午前11時20分、山荘に到着したのが午後3時30分であった。
|
|
![]() |
翌13日は、北海道の人曰く『久しぶりの好天』に恵まれての登高となった。早朝4時15分の歩き出しだが、これでもビリの出発。いきなり樹林帯の急登が約1時間30分続き、汗だくになったころ尾根の上に乗越す。ここから命ノ水という水場を通って尾根通しに高度を上げる。やがて北カールを見下ろす快適な道となる。 |
![]() |
先に出発したパーティーを次々に追い越し、チシマフウロやミヤマアズマギクの咲き乱れる登山道を行く。カールに雪渓は残っていない。 |
![]() |
エゾツツジ |
![]() |
ハクサンチドリ |
![]() |
歩き始めから約4時間後のごぜん8時過ぎ、ようやく山頂を踏む。幌尻岳頂上からの日高山脈北部。遙かに大雪方面の山塊が見える。少し休憩の後、今回の最大のお楽しみ、岳人憧れの地七ツ沼カールをめざす。 |
![]() |
憧れの七ツ沼カールを見下ろす。 |
![]() |
縦走路から見る戸蔦別(トッタベツ)岳。右下が七ツ沼カール。 |
![]() |
シナノキンバイ (七ツ沼カール) |
![]() |
そそり立つカール壁 (七ツ沼カール) |
![]() |
一昨年、十勝岳からの縦走中に富良野岳で初めて出会った花 エゾルリソウ。 こんなところで再会できるとは。本当に不思議な色の花だ。 (七ツ沼カール) |
![]() |
チングルマ |
![]() |
ヨツバシオガマ |
![]() |
トカチフウロ |
![]() |
フウロのお花畑 |
![]() |
さんざん道草した七ツ沼カールからはい上がり、縦走路を一気に戸蔦別(トッタベツ)岳へ向かう。 |
![]() |
戸蔦別(トッタベツ)岳山頂から振り返る幌尻岳。戸蔦別(トッタベツ)岳から幌尻山荘へのルートは急斜面のトラバースに始まってハイマツ帯の尾根下り、ダケカンバの灌木の中に入るとまたしても急降下。膝が笑い出すころようやく沢に出るが今度は渡渉。5、6回の渡渉を経てようやく山荘に到着。疲れたのでもう一泊することに。 |
![]() |
タカネオミナエシ |
| Fuji FinePix700 Auto Fine VGA モードにて撮影。 ただしインターネット掲載のため、Photo Shop 4.0で低画質に落としています。 | |