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青い目の人形
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小学校には「青い目の人形」が保存されていたことを知っていますか。

歴史的に価値のあるこの人形についてまとめてみました。

青い目の人形

現在は、教室のひとつを人形の部屋として保管されています。

青い目の人形の「メリーちゃん」、新青い目の人形の「アイリーンちゃん」が保存展示されています。私が訪れた2月はお雛様たちと一緒に飾られていました。

 

 

あしたに

山形市立第1小学校100周年を記念して建てられた像。
女の子が青い目の人形を抱いている像。

 

その歴史

1927年(昭和2年) アメリカのシドニー・ギューリック博士の呼びかけで、日本とアメリカの友好を深めるために、親善大使として約12000体の人形が全国の小学校に送られました。
それぞれの人形が「バックに入った着替え」と「パスポート」、「99セントの船の切符」を持っていました。そして、そのうちの一つが私達の学校にも届けられました。
名前は「メリー」、緑色の服を着ています。
1943年(昭和18年) 第2次世界大戦がはじまり、反米運動のために「青い目の人形は敵だ」との風潮が高まり多くの人形が処分されました。
第一小学校の人形は、この頃誰かが隠して保存されたと思われます。
1973年(昭和48年) NHKで「人形使節メリー」放映。これは1966年に群馬県の学校で発見された「青い目の人形」を扱った番組でした。
この年、第1小学校の人形も確認されています。
この時私たちは学校に在籍していました。私自身は特別な記憶がないのが残念です。
1989年(平成元年) 第1小学校創立100周年記念に、青い目の人形と児童のブロンズ像を建造。タイトルは「あしたに」
場所は学校の東門前に設置されています。(私たちが在校当時は花壇だったあたり)
1990年(平成2年) 発案者の孫、シドニー・ギューリック3世が第1小学校に2代目の人形を贈呈
1991年(平成3年) 「ギューリック3世家族を日本に招く会」の招きで3世家族が来日、第1小学校を訪問。
   

たかが「古い人形」なのかもしれませんが、歴史のある学校だからこそ青い目の人形があると考えると感慨深いものがあります。改めて、歴史と伝統ある学校と巡り合ったことを感謝しています。

なお、現在約250体の人形が現存しているのが確認されています。山形県内では10校、山形市内では第1小学校、金井小学校、蔵王第1小学校の3校で保存されています。

Go English Web Page (Special thanks to Bill Gordon)